10/02/28 22:58:43 mTA/GizZ0
>>507さっき、代ゼミのHPにある昨年度の「大学入試センター試験得点分布表」を使って、横軸に得点率、縦軸に合格
者数を取ったグラフを描いてみた。対象は、滋賀経済B前期・経済B後期、滋賀大経済B全(=前期+後期)、阪市経済
前期、北大経済前期、神大経済前期だ。二次や配点を無視したラフな議論だが、こんな感じ。
・滋賀の合格者分布は他大学とは違ってきれいな一つの山にならない。これはAB併用制のためA合格でB不合格
の人がB合格者中下位に間違って算入されているためと思われる。
・滋賀経済B全の上位と、阪市経済前期の上位の得点層は一致。人数は阪市経済前期が若干多いが大差ない。滋賀
と阪市の差は、滋賀は阪市にはない中下位が広く厚いこと。
・阪市下位と北大下位の分布はほぼ一致。阪市と北大の差は、北大には阪市にはない上位に厚みと広がりがあること。
・阪市上位と神戸中下位とは重複。したがって、滋賀上位と神戸中下位も重複している。
滋賀経済の場合、合格者の得点率の重複が1%以下になるのは、東大文2のみではないかな。滋賀の上位はセンター
のみから見れば、阪市はもちろん北大や神大に合格していてもおかしくない学力に見える。大学ごとの合格者平均得点
率には差があるわけだが、分布の中身を細かく見ると格差は絶対的なものでは無いね。