10/06/13 00:08:32 bJCEg9gI0
>>922さん
本文を読んでいて、いわゆる二元論(二項対立)で整理していたら、
本文終末部になって急に「ん?」と思った経験はないですか?
「二重性」とは、相反する性質でありながらも、対立することなく、
それらを同時にあわせもっている状態や現象のことです。
例を挙げると、「ことばの世界は、身体に根付いていると同時に身体から独立している。」
という具合です。二元論(二項対立)よりもさらに高次元でのとらえ方になります。
つねに二元論(二項対立)という枠組みでしかとらえられないとなると、
おそらく文章の後半に近づくにつれて息切れしてしまうのではないかと思います。
二重性という思考形式を持つことで、文章の読み方も1つ上の段階へ到達できると思います。