09/12/12 00:40:13 nG7n+UP10
>前すれの999さん
問題の英文の内容は、
1000を【超える】動物がまもなく地球上から姿を消す。
このことについて、地球上の【多く】の場所で懸念が表明されている。
⇒しかし、just as FEW animalsが広く知られている
おそらく、これらの1000の動物の内、名前があって特定されているものは
さらにずっとFEWである。
となります。ここで「as few」を「同じくらいfew」として、「1000と同じくらい」とすると、
「a thousand」に対する著者の評価が「少ない」ということになります。
たとえば、次のような文を考えてみます。
I had ten candies in my pocket, and there were as MANY/FEW children around me.
私が適当に作った文ですが、「as MANY/FEW=ten」ということです。MANYでもFEWでも客観的状況は同じです。
キャンディーの数と子供の数が10だったということです。ただし、その10という数に対する話者の評価が異なります。
MANY⇒私はポケットに10個のキャンディを持っていた。周りにちょうど同じ数の子供がいた。
(周りにもちょうど10人もの子供がいた)
FEW⇒私はポケットに10個のキャンディを持っていた。周りにもちょうど10人しか子供がいなかった。
MANYの場合は「How MANY girl friends do you have?」のように多寡に対して「中立的」な評価だと考えられます。
(もちろん「多い」と評価している可能性もあります)
一方、FEWとした場合は一義的に「少ない」と評価していることになります。
以上から、問題の文で「as FEW」を「同じくらいFEW=1000」と考えると、「1000」に対して「少ない」と評価していることに
なります。これは、消滅する動物の数を「少ない」と評価していることになり、【over】や【many】などの文脈に合わなくなります。