10/01/10 01:03:36 2v2QhRzl0
ID:lZJsxgIQ0、ID:+YLZDij80はこれじゃね?
統合失調症は、思春期に、意欲低下、感情鈍麻、思考貧困などの陰性症状により潜行性に発症し、幻覚、妄想などの活発な陽性症状の増悪と寛解をくり返しながら、次第に陰性症状が悪化していく疾患である。
統合失調症においては、脳の局在は不明としても、「自我」という機能が喪失し、その陰性症状、すなわち自我機能喪失の直接の反映として感情鈍麻などの陰性症状が生じ、自我機能喪失により2次的に、正常では存在しない症状である陽性症状が出現すると考えられる。
陽性症状―幻覚、妄想などの目立つ症状
・自分が理由もなく、敵意、軽蔑の目で見られている。
・通りすがりに、職場で、学校で自分への悪口が聞こえてくる。
・家へ帰っても、家の前で誰かが悪口を言っているのが聞こえてくる。
・テレビやラジオで自分のことを言っている。
・家の中に隠しカメラがある。
・自分の考えていることが口に出さなくても相手に伝わってしまう。
・自分の考えや行動が操られている。
統合失調症になると家の外でも中でもしんどい。気持の休まる時がない。
陰性症状―意欲の低下、感情の障害、対人関係の乏しさなど目立たない症状
・人を避けて閉じこもる。(自閉)
・会話が貧困になり、つじつまの合わないことを言ったりする。
・感情の出し方が不自然になったり、乏しくなる。
・物事への興味、関心が乏しくなる。
・時に生活がだらしなくなる。
(解体症状を独立させた3症候群仮説もあります)
このように統合失調症の症状は対人関係が中心になっている。→統合失調症は対人関係の病い。