09/12/20 00:13:08 eMam7GI/O
>>254
一周の条件が「運動エネルギー>位置エネルギー」とはとってほしくないですねー。これは結果的に比較すべきものがこの2者だったってことです。
まず棒で物体が円軌道を離れることは無いため、この場合物体が一周するためには最高点に到達した際に静止しないこと、すなわち速度を持つことが必要だと分かります。
具体的に最高点で速度v(>0)を持つためには、最下点と最高点での力学的エネルギー総量について
(m(v_0)^2)/2 = (mv^2)/2 + mg*2r
となればいいことが分かるので、この式から右辺がmg*2rより大きくなる、つまり
(m(v_0)^2)/2 = (mv^2)/2 + mg*2r > mg*2r
であるということが分かるはずです。
最高点で速度を持つことがミソで、ここから結果的に「運動エネルギー>位置エネルギー」が出てくるってわけでした。