09/11/17 22:13:44 5FQB/nw+0
断定の「なり」は、形容詞に接続する場合、「カリ活用の連体形(~かる)」からではなく、「本活用の連体形(~き)」から続くのが基本です。なぜ、そうなるのかは、話が長くなるので、もしも聞きたければ、また質問してください。
(とりあえず、丸暗記でいいと思いますが)
従って、「うつくしきなり」なら、「なり」は断定ですが、「うつくしかるなり」では、「なり」は断定ではありません。
また、形容詞「うつくし」の「カリ活用」はご指摘とおり、ラ変「あり」が補助的に接続しているものですから、終止形接続の助動詞は、連体形「~かる」から接続することになります。