09/10/16 02:03:54 +2OXmvQ6O
>>8のフォーミュラの項について
>ただ単語が羅列してあるだけで覚えさせる工夫に欠ける。
これは別に問題点じゃないと思う。
むしろシンプルでいい。
しかも「本書の特徴」を読むと、“ただ単語が羅列してあるだけ”ではないみたい。
効果があるかどうかは別として、一応、東進(富井?)のメソッドに基づいて配列してある。
フォーミュラには>>8に書かれてあること以上に注意すべき問題がある。
それは1語あたりの語義の少なさ。
例えば「かぎり」という語の場合、フォーミュラでは①最後②限度の2つの語義しか掲載されていない。
「かぎり」には他にも③機会④全部⑤最大限⑥…だけ 等の意味がある。
⑤は②から連想できるものとしても、③④⑥は別個に覚えなければ文脈と連想で捻り出すのは難しい。
他にも「たふ」の語義欄には頻出する「能力がある、優れている」という意味が掲載されていない。さらに、「よし(名)」「あいなし」「はかなし」「いたづらなり」「やさし」の欄に掲載された語義も十分とは言えない。
これではせっかく単語を覚えたとしても効果は薄い。
その上、語義数が少ないという性質上、頻出する多義語に限って主な語義以外は全く知らないという事態に陥ることも考えられる。
このようにフォーミュラには単語帳として致命的な問題がある。