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平成21年2月のモーニングセミナーから
2月6日(金) 東京外国語大学 小野瀬 克二 氏
「企業が求める学生像と大学」
31社34名
東京外国語大学は日本で唯一の外国語の単科大学だ。
外語大卒業というと、学校の先生か外務省とかに進むのかといえば決してそうでない。
日立、コマツ、トヨタ自動車、ホンダなどに多く就職している。
理由は、グローバリゼーションされた今日、海外に進出している企業にとっては、貴重な戦力になりえるからだ。
というのも外大生の7割以上は留学をし、それを通し、その国の文化、宗教、哲学、生活習慣を学んでいることが重宝される理由だろう。
一方、現代の学生のマイナス面もなくはない。
外大生は学校の成績は良いのだが、実際問題として、就職の時、企業は学校の成績は見ていない。
・協調性
・打開力
・決断力
・自主性 などを見ている。
次のような事例があった。
ある化粧品の会社の就活でTOEIC(990点満点)で960点取った外語大女子大生が採用されず、660点しか取れないが明るい女子大生が内定をもらった。
不採用の女子大生は20分間の面接で落ちたようだ。
理由は人とのコミニュケーションが上手く取れないからだ。
上の協調性、主体性、打開力等のない学生を、いくら学校の成績が良くても採用する会社があるだろうか!?
人間力がかけている、コミニュケーションが取れない、というのは就活で致命傷だ。
現在、社会に通用する学生を育てるのが大学の使命と感じている、とのお話しでした。
(記:ハロー話し方教室/福士敏行)
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