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★都立小松川高:教員ミスで推薦願書出し忘れ 受験できず
東京都江戸川区の都立小松川高校(江見悦子校長、844人)の教員が、都内の有名私立
大学の推薦入試を受ける予定だった3年生の女子生徒の願書を出し忘れ、生徒は推薦入試を
受験できなかった。この私大が第1志望だったため、同校は個別指導をして一般入試を受験
させたが、不合格になった。
同校によると、女子生徒は昨年10月24日、この私大の「指定校推薦」制度で受験するために
願書を担当教員に提出した。締め切り日の2日前の11月4日、担当教員は他の2人の生徒から
同じ大学の願書を受け取ったが、女子生徒の分だけ忘れて2人分を大学へ送った。
11月末の試験日3日前になっても受験票が届かないため、女子生徒が学校側に確認して
送付ミスが分かった。校長や担当教員、生徒の保護者らが大学側に事情を説明したが、受験は
認められなかった。結果を聞いた女子生徒は涙を流したという。
同校は大学入試センター試験の際には、校内のマニュアルに沿って複数の教員で願書の出し
忘れがないかチェックしていた。だが、指定校推薦の願書についてはマニュアルがなく、担当
教員が1人で作業をした。
推薦入試は面接だけで、女子生徒は一般入試向けの特別な対策はしていなかった。このため
同校は12月から、個別指導し、この私大の1~2月の一般入試を受験させたが合格できなかった。
別の大学は合格しているという。
指定校推薦は、過去に優秀な生徒を送り出してきた高校などを対象に、大学が推薦入試枠を
与える制度。高校側が普段の成績や出席日数などを考慮し、校内選考を経て推薦するため
合格率は高い。同校では今年度、指定校推薦制度で14大学を計18人が受験し、全員合格した。
江見校長は「落ち度は完全に学校側にある。大変申し訳ない。マニュアルを作って今後は二度と
このようなことがないようにしたい」と話している。
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