09/03/13 18:07:37 /mCRcAMi0
冬休みに、親父と京都の親戚の家にいった。
いとこの××(KKDR)と伯父さん(松下電器の課長)も来ていた。
いとこ「東京の大学に行っていた○○も就職が決まったのか!どこの会社に決まったんだ?」
俺 「おお、信越化学だよ」
いとこ「なんだそりゃ?長野の田舎の町工場か?でも内定してよかったな!」
俺 「一応業界大手なんだぜ。そういや、お前の就職先はどこ?」
いとこ 「俺は来年からはグッドウィルだ(勝利者宣言)、会長の折口さんも凄い人だしな。」
俺 「へぇ~」
親父「××君は凄いな・・・(瞳が潤んでいた)」
ちょうどその時、電話を終えた伯父さんが向こうからやってきた。
伯父「やあよく来たね。○○君も来年から社会人か。昔はこの家でよく遊んだだろう!」
俺「こんにちは!昔のことは良く覚えていますよ。」
伯父「ハハハそうか。ところで○○君はどこの会社に内定したの?」
俺 「はい、信越化学工業に内定しました。」
いとこ「お前、そんな聞いたことも無い会社にしか内定もらえないなんて、大学のときに遊びすぎちゃったんだろw 将来大丈夫かw」
いとこ「俺は人材派遣業界を支えるグッドウィルだし、入社後の出世スピードも凄いらしいぞ」
ニヤついているいとこの××を尻目に、一瞬にして伯父さんの顔色が変わった。
いとこ「頑張った甲斐があったぜw なんたって大学でサークルの役員だったし」
伯父「(しばし、絶句)・・・みっともないからやめなさい××」
いとこ「?」
動揺しまくりの伯父さんは××を速攻連れだした。
以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。
久しぶりに無口な親父の晴れ晴れとした顔をみた。
帰り際、充血した目をした××と目があった。