09/04/02 01:21:47 9WrOeKCY
会計的に言うと引当金というのは、発生が当期以前の事象に起因し、
発生の可能性が高く、金額を合理的に見積もることができるものです。
例えば企業は貸倒引当金というのを積みますが、
これは、
発生が当期の事象に起因=当期に売った商品の売掛金である、
発生の可能性が高く=統計的にほぼ必ず一定の金額が貸し倒れる、
金額を合理的に見積り可能=過去の貸倒れ率から推測可能
という要件を満たすからです。
当期の取引が原因となって、将来費用が発生する可能性が高いのだから、
当期の費用にしておきましょう、ということです。
来年の旅行は今年の取引(生活)が原因で行うものではありませんから、
それは引当金ではありません。積立金として純資産の部に積立てておくのが理論的には正しい処理です。
生活費の引当金も微妙です。その引当金が、本当に当月の何かが原因になって
将来発生する費用なのかをよく検討してください。