10/04/30 02:24:11 chT7bTtz
自動車税よりガソリン税を上げた方がよいと言う意見があるが実際はどうだろうか。
対案として燃費によって自動車税を増減する方法もある。
例えば20km/L以上のクルマは年額1万円、1km/L落ちるごとに5千円加算すると
10km/Lのクルマは年額6万円とゆうことになる。
25km/Lのクルマは5千円、EVと30km/Lを超えたクルマは0円など
燃費によって金額の上昇率を可変する設定も容易だ。
ところがガソリン税を適用すると、公表燃費が10km/Lのクルマの実燃費を8km/Lと仮定すれば
1年1万km走行を平均値に設定した場合、1250Lのガソリンを消費する計算となり
その量で年額6万円相当のガソリン税を捻出するにはリッターあたり48円の加算が必要となる。
ところが、この税額を20km/Lのクルマにあてはめると1年1万km走行で24000円も支払う事となる。
例えプリウスなどで頑張って25km/L走っても19200円で現在の軽よりも数倍高くなる。
通勤等で年間2万km以上走る人も珍しくなく
その場合20km/Lのクルマでも年間48000円もかかってしまう。
これでは低燃費車を購入する意欲がかなりそがれることになる。
むしろ高燃費車でも年間走行距離をおさえたほうが割安感があるからだ。
ちなみに、原付の税は現在年額千円以下だが、40km/Lで1年1万km走るとすれば
12000円にもなり、2万km走れば24000円とゆう現在の800円程度に比べれば信じられない額になる。
ただでさえ販売不振の二輪業界が、壊滅的打撃を受けることはまちがいないだろうし。
燃費のよいバイクに乗る層が減少し、そのぶん4輪に乗り換えれば
当然のごとく全体のガソリン消費量が増加するはめになってしまう。
ゆえに軽を含めた燃費による自動車累進課税が
一番まっとうで現実的な課税政策であろう。