08/07/21 11:35:29 zWyud8Ei0
お金を払えば教師になれた大分の教員採用試験の倍率は14.6倍。
県教委幹部や現職の学校長など逮捕者4人全員が教職者だっただけに、教員同士のなれ合い体質への批判は強い。
教員採用試験を巡っては以前から、「縁故採用」「身内有利」と指摘されていた。
ある県警幹部は「試験から採用、人事までが内部で完結してしまうシステムこそが、身内意識やなれ合いを強め、不正の温床になっているのではないか」と話している。
公立学校の教員採用汚職事件が発覚した大分県で19日、平成21年度の教員採用1次試験が県内2カ所の会場で始まった。
一般選考の志願者数は1793人(昨年度1924人)で倍率は14・6倍。
初日は一般教養や教科の専門試験、作文などが行われた。
会場の一つ、大分豊府高校では午前8時前から受験者が集まってきた。
正門前には多くの報道陣が詰めかけ緊張した雰囲気となった。
大分市内の小学校臨時講師の男性(32)は「不正は許されることではない。教師になりたくて10年頑張ってきたので今年は何とかしたい」。
同県日田市の大学4年の男性(21)は「受験生の努力を裏切らない試験にしてほしい」
と話して試験に臨んだ。