09/03/08 23:00:04 weQWKmei0
多教室展開という経営戦略の誤りが明白になってきた今日この頃。
>>265のようなつもりで始めたのだろうが、この有様である。
各教室の先生達も「こんなはずじゃなかった」と頭を悩ませている人が多いことだろう。
とはいえそもそもいきなりあんなにたくさん校舎を増やしても、生徒が来るわけはないのだ。
1学年あたりの開始時の人数は全校舎合計すれば渋谷1つだったときと比べてあるいは多いのかもしれない。
だが、1箇所に20人で3クラスあるのと、8人ずつ10箇所あるのとどちらがいろいろな面で効率がよいか考えるまでもないだろう。
あと、どちらにより生徒が集まってくるかという問題がある。
多分どの校舎も新高2は去年1年でほとんど生徒が増えてないはず。
だって、実績もなく、レベル設定もされていない、10人ぐらいしかいない塾に誰がなんでわざわざ通おうとするんだよ。
多分どの校舎も新高1は去年のこの時期と比べて人数が少ないはず。
だって、去年の中3は1学年上のしけた状況を目の当たりにしてるんだよ。
各教室の先生達も自信を持って「高校に入学したら通ってくれ」とは言えなかったんじゃないか?
生徒が減って空いた教室を有効利用しようと考えた教室が多かったんだろうけど、見通しが甘かったとしかいえない。
こんなとこに書いてあると真剣に受け止めてはもらえないのだろうけど、まじめに対策を提示しよう。
高校部は、もし続けるのなら(今通っている学年はこのまま続ける責任があるが)もっと教室を絞るべきだ。
その場合、短期的な赤字は数年は我慢し、きちんとしたレベル設定を実現して自習室も十分に設置するべき。
あと、いま通ってくれている生徒を大事にすること。
一回渋谷でこんなことがあったと聞いたことがある。
体験授業にもっと来てもらおうと思って「体験授業に友達をつれてくると○○円の図書カード進呈」みたいなポスターを掲示した。
だけど(当たり前だけど)誰も連れて来なくて、「結構大きいお金なんだけどな」とかいっていたとか。
もし本当なら、どうしようもなく感覚がずれている。
大事なのは生徒が通いたいと思われる塾になること、この塾に通ってよかったと思ってもらえる塾になることだ。
そう思ってくれる生徒たちがなによりの広告なんだって理解してほしい。
そのために何をなすべきか、はそれぞれが考えるしかない。
ただ、今まで進んできたのがそうじゃない方向だったっていうのは、現状を見ればはっきりしている。
いくらかでも、関係者の認識に影響を及ぼせることを祈りつつ、ここで終わろう。