08/02/23 20:43:40 abjWvsM80
そもそも、分裂の時点でおのおのでリーダーシップを取りたいからといって
、同じSAPIXにもかかわらず中学受験部門と高校受験部門の会社が異なるという
特異な体制をとった時点で先見の目がなかったとしか思えない。中学受験の過熱化に比例して
高校受験市場は縮小の一途をたどることは容易に想像がついただろうに。
市進や早稲アカといった競合する他塾は、小学部と中学部は当然同会社だから、
市場の変化に伴って経営の力点を変えていけば良いが、中学部単独のSAPIXには逃げ場がない。
それに気づいてか、大学受験部であるNEXUSの名称をSAPIX高校部に変更し、拡大展開、収益の
もう一本の柱を作ろうと躍起になってるが、大量造反事件の影響で合格実績は減退を続けており、
大学全入時代の熾烈な予備校間の争いで伍して行けるだけのネームバリューも内容もない。
個別指導塾の展開も開始し、収益確保の為になりふり構わない姿勢ではあるものの、
すべてが後手後手にまわっており状況は悪化するばかり。合格実績で頂点を維持していた
ところから、策もないままに凋落を止められない様子は、皮肉にもかつてのTAPを彷彿と
させて止まない。最早、真剣に生き残る道を考えるとするならば小学部による吸収しか
ないだろう。競合他社による買収は、小学部と中学部が別企業であることを知らない世間一般の
株主にSAPIXブランド全体へのマイナスイメージを植えつけることになり、中学部の凋落ぶりが顕著になる
いまから五年から十年後には、小学部は吸収に躍起になっていると思われる