07/09/26 22:10:33 SoxrTBSrO
北日本新聞の論説委員が盗用、朝刊一面のコラムで
北日本新聞社は二十五日、本紙朝刊コラム「天地人」に愛知県犬山市の中学校教諭、宇田川勝司氏の著書の一部から盗用があったとして、会見で公表した。
宇田川氏ら関係者、県民読者らに謝罪した。
執筆した楠登論説委員(51)は、同日付で論説委員の職を解き、総務局付とした。
盗用があった「天地人」は九月八日付で、台風被害で運休していた高山線の全線運行に合わせて書いた。
書き出しの岐阜県郡上市の「ひるがの高原」の記述について、北日本新聞社や朝日新聞社などに届いた匿名の投書で宇田川氏の「クイズで楽しもう ビックリ!意外 日本地理」(草思社)の一節に「似ている」と指摘があった。
本人から聞き取りをするなど社内で調べた結果、ひるがの高原や分水嶺公園の描写など複数個所が、宇田川氏の著書の表現と酷似し、盗用と結論付けた。
楠元論説委員は、酷似した表現について「多くの資料に当たっているうち、宇田川氏の著書に引きずられてしまった。深く反省している。」と話している。
宇田川氏は「本の内容を使う場合は、一言ことわりを入れることは当然だと思う。」と述べた。