【トヨタ下請】新潟の大野精工-3箱目-【超悲惨】at INDUSTRY
【トヨタ下請】新潟の大野精工-3箱目-【超悲惨】 - 暇つぶし2ch312:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/14 23:07:22 xuo0KvqI
>>2の続き

●“手続き”ではなく“手順”が重要

 CCC21が完了した2003年には以上の問題が既にある程度見えていたはずなので,
2005年からはその問題を解決するために第3段階の部品共通化を目指したVI活動に取り組んだ。
VI活動ではトヨタグループをあげて設計手順書作りが推進されたが,設計手順書を作るべき設計者が
前向きになれなかったので,思うように進まなかったもようだ。

 トヨタで推進された設計手順書は,設計時における組織間の情報の流れを示した
“設計手続き”(Design Procedure)であり,実践的な設計の手法そのものを設計の手順に従って明文化した
本来の“設計手順”(Design Manual)ではなかった。設計者は,技術の本質にかかわる
“設計手順”の作成には意欲的に取り組むが,事務的な“設計手続き”の作成には前向きになれないものであり,
それがうまくいかなかった原因ではないかと筆者はみている。

 VI活動は,その経過や総括が社外に公表されていないので,開始から5年が経った今でも継続しているのか,
既に終わっているのかは分からない。 2008年以降,インドTata Motors社の低価格車「Nano」が
発表されたことによるナノショック,原材料の高騰,急激な円高,リーマンショックなどが次々と製造業を襲った。
そうした中で,トヨタは2009年末から3年間でコストを30%低減する「RR-CI」(良品廉価-コストイノベーション)
活動を新たに始めた。上述の第3 段階の部品共通化が未完成のままで終わり,目先の原価低減に走って
同じ品質問題が繰り返されることを筆者は懸念している。


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