09/08/24 17:42:26 43seati3
金融危機の影響で落ち込んだ自動車の需要が
アジアやヨーロッパで持ち直していることを受けて、
日本の自動車メーカーでは海外の工場で従業員を増やす動きが
広がっていますが、国内での雇用には依然として慎重な姿勢を
崩していません。
このうち、「いすゞ自動車」は、タイ政府による景気刺激策の効果で
ピックアップトラックの需要が持ち直していることから、
タイにある工場で、月およそ7000台に減らしていた生産台数を
来月から1万台以上に引き上げることを決めました。
これに伴って、「いすゞ」は現地で期間従業員を新たに数百人雇う方針です。
また、「日産自動車」は、ヨーロッパ各国が導入している車の買い替えを
支援する制度で、燃費の良い小型車を中心に販売が伸びていることから、
イギリスの工場で増産を進めており、ことし6月以降、
あわせて350人の派遣社員を新たに雇用しました。
日本の自動車メーカーの間では、在庫が減ったことに加えて、
減税や補助金の効果で燃費の良い車の販売が回復してきたことから、
国内の工場でも生産を増やす動きが広がっていますが、
販売がこのまま持ち直すのか見極めがつかないとして、
多くのメーカーが国内での雇用には慎重な姿勢を崩していません。
ソース:NHKニュース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)