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日立の部品納期に遅延、日産自が国内4工場のライン停止へ
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[東京 12日 ロイター] 日立製作所(6501.T: 株価, ニュース, レポート)は12日、自動車用エンジン制御システムの主要機器であるエンジンコントロールユニットの7月の納期に遅れが発生し、
複数の自動車メーカーの生産計画に影響が出ていると発表した。主要部品であるカスタムICの調達に遅れが生じたため。
主要納入先の日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)は国内4工場のラインを14―16日の3日間停止し、1万5000台の生産に影響するという。
日産がラインを停止するのは、追浜工場、栃木工場、九州工場のほか、日産車体(7222.T: 株価, ニュース, レポート)の九州工場の4拠点。3日間のライン停止後、来週から正常稼働し、
8月6日までの自動車の生産は計画通りに進めるが、8月16日以降の生産については、日立からのエンジンコントロールユニットの調達を待っているという。
日立への納入で遅延を発生させたカスタムICメーカーは1社。日立は社名を公表しなかったが、8月以降に必要なカスタムICの数量分の確保のため、
同メーカーと交渉を続けているという。記者会見した日立100%子会社である日立オートモーティブシステムズの本田恭彦専務は
「7月に入って急に我々のところに入ってくるICが減った。このところのICのひっ迫が背景にあると思われるが、詳しい原因についてICメーカーから説明を受けていない」と話した。
日立によると、日産以外にエンジンコントロールユニットを供給しているのは国内メーカー2社。日立によると、数千台の生産に影響が出るとみられる。