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2009年度新入社員を対象とした長期工場実習の実施について
2009年5月8日
要旨
村田製作所は2009年4月度入社の新入社員を対象に、7ヶ月間の工場実習を実施いたします。
これまでの工場実習期間を大幅に拡大することにより、
ものづくりの楽しさや、現場のコストや品質に対するこだわりを実感し、今後の業務に役立てます。
背景
当社では入社後3年間を新入社員の育成期間と位置づけ、
OJTやOff-JTを通じて当社の経営理念や事業、ビジネスに必要な基礎的なスキル、専門知識などの習得を図っています。
特に製造業の企業で働く上では、たとえ生産に直接従事しなくとも、
現場でどのような業務が行われているのか、そこではどのような問題が生じているのか、
また、それを今後の自分の業務に活かすことが重要になってきます。
これまでの工場実習はいずれも短期間で「ものづくり」の本質を理解してもらうことは困難でした。
そのため、今年度から実習期間を大幅に延長して7ヶ月間の工場実習を実施し、
入社後早い時期に当社の「ものづくり」の原点を理解してもらうことにしました。
この工場実習を通じて、製造業の一員としてものづくりの「楽しさ」や「面白さ」を理解してもらうとともに、
製造現場の「コストや品質に対するこだわり」や「課題」、チームワークの重要さを実感してもらいたいと考えています。
また、現場を経験することで事業の仕組みや流れも学んでもらいます。