10/06/29 01:03:42 UfrTvi/20
>>942
では、派遣社員に直接聞いてみることです。
派遣会社から離れて、非正規労働者(派遣除く)になりたいか?と。
あなた方からすれば「断罪」に値する派遣業者にも、求職者がメリットと感じているものがあるのです。
例えば、「ここがダメなら他がある。いつでも他所にいける」と思える派遣先の多さや、給与前借り、
住居関係手続きの容易さなどが挙げられるでしょう。
これらは一つの企業に直接雇用される身では、難しいことなのかもしれません。
ある意味皮肉なことかもしれませんが、派遣社員でいる方が雇用不安が少ないと考える人が、世の中
意外と多いものだと実感しています。
2009年問題により多くの派遣社員が派遣先企業に「期間工」として採用されましたが、その多くが今、
元いた派遣会社に出戻りつつあります。偽装直接雇用でもないし、期間工としての契約更新がある
にもかかわらず、です。
なぜでしょうか?
やはり直接雇用の期間工より、間接雇用の派遣社員でいることのメリットを再認識したのだと思います。
そのような人は、要するに「期間工程度の待遇なら派遣の方がマシ」と考えているのです。
二重搾取といいますが、何度も申し上げます通り派遣業は遵法な商業活動であって、派遣社員を含む
従業員一人ひとりの「営業努力」により利益を確保するものです。
なんら恥じるところはございませんし、「派遣先のお客様に喜ばれる」ということにやりがいを感じている
派遣社員も多く存在しております。彼らが待遇改善を望むなら、応じないわけにはいかないでしょう。
派遣会社の営業利益を差し引いた給与が直接雇用のそれと同等かそれ以上であれば、同一労働同一
賃金の原則には反しないでしょうし、それを目指して派遣社員を含む社員一同、営業努力を積み重ねて
おります。