派遣制度は差別制度とゴネるルサンチマン・20人目at HAKEN
派遣制度は差別制度とゴネるルサンチマン・20人目 - 暇つぶし2ch404:名無しさん@そうだ登録へいこう
10/06/07 13:54:53 W64vgcr70
貧富格差の自己責任論は、極めて科学的である。というのも、自己の行為という原因によって自己の地位という
結果が決定されるわけであり、因果図式をとるからである。
 受験勉強をしたという行為が、東大合格という結果をもたらす。東大生が就職活動をしたという行為が一流企業
就職という結果をもたらし、裕福になる。勉強してよい大学に入るという行為は、裕福な生活という結果をもたらす。
また、野球の練習をするという行為で野球がうまくなり、プロ野球選手となって裕福になる。正しく、自己の努力や
才能という自己要因が自己選択を経て富を生み出す。
 反対に、勉強をさぼったという行為が高校進学を不可能にするという結果を生み出し、就職の幅をせばめ、
正社員になれず、貧困になる。犯罪を犯すという行為が免職につながり、貧乏になる。酒浸り・借金・ギャンブル
という行為で、失業し、貧乏になる。

 特定の社会において、一定の行為=原因が一定の社会的地位=結果をもたらすことを分析するのが、社会学の
割である。また、因果図式で解釈するわけでもあり、科学的である。

 それに比べて、貧富格差は社会に原因があるという思想は、極めて非科学的である。個人の行為とその
結果を捨象し、たまたまあなたが貧困なのは、あなたの努力や才能を認めない社会が悪いわけであり、社会
を変えるべきだと考える。つまり、貧困を偶然の産物だと捉える。反貧困論も含めて、全ての貧困の社会責任説は、
究極的にはこの社会的生の根源的偶然性=所属社会の自己選択不可能性に正当性の根拠を帰着させることになる。
偶然性は科学の対象外であるわけであり、要するに非科学的である。



次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch