09/11/12 12:58:35 aAZwfTwQ0
派遣社員から、派遣先の直接雇用(契約社員等)に切り替えられても、油断するなよ
会社は欲しいときに安く使うことしか考えてないから
ある会社の例を貼っておくから、おまえらよく読んでおけ。大企業ってのはえげつないから。
偽装直接雇用 日立製作所マイクロデバイス事業部 岡崎俊昭の場合
「雇い止め」
岡崎俊昭は三三歳。日立製作所のマイクロデバイス事業部に派遣されていた。
半導体製造に特有なクリーーンルームで、ICチップの基盤となるウェハをつくる仕事
をはじめたのは二〇〇六年二月だった。三ヵ月が過ぎた五月中旬、日立製作所から「直接
雇用したいが応ずる意思はあるか」と打診されたので承諾した。そして翌六月から日立の
契約社員として同じ仕事をつづけることになった。
ここまでなら、「不安定な派遣社員から日立の直接雇用社員になれた。これで雇用も
安定、ひと安心」という話だ。だが、岡崎の場合、そうはならなかった。年が明けた
二〇〇七年三月一杯で「契約期間満了」、つまり、雇い止め解雇されてしまったのだ。派
遣法が定めた直接雇用による雇用の安定」はとこへ行ってしまったのか。
岡崎は雇い止めと同時に、派遣社員時代から住んでいた寮からも四月五日限りで出て行
けと追い立てられていた。しかし、雇い止め直前に会った岡崎はさほど深刻な風でもない。
たぶん彼が持つ楽天的な性格からだろう。
「もう有給休暇の消化に入っていて、仕事には行っていないんです」と屈託なく話す岡
崎と、三月一八日正午にJR昭島駅そばのショッピング街で待ち合わせた。天気の良い日
曜日とあって、カップルや家族連れがそこここの飲食店のウィンドウをのぞき込んでいる。
北海道恵庭市出身。身長約一七〇センチ、がっちりした体つきに短髪。なかなかの面魂の
岡崎に、これまで経験した五〇近くに上る仕事や日立製作所の仕事を聞くために、手近な
ファミリーレストランに入った。