09/09/29 04:11:53 Kp4Iwjsf0
経営者と労働組合の雇用カルテル
つまり長期不況の中で、賃金コストの抑制を迫られた経営者と、要員削減の「防護壁」を厚くしたい労働組合の利害が一致した結果、
無保護・無権利のフリーターが大量に生み出されたわけです。
いいかえれば現在の雇用規制は、経営者と労働組合の既得権を守るために非正規労働者を差別する雇用カルテルともいうべきものです。
この不公平な制度が改まらないかぎり、生活保護や最低賃金を増額したところで、正社員と非正規社員の身分格差はまったく解決されない。
だから湯浅誠氏など非正規労働者を支援する人々は、闘う相手を間違えている。あなたがたが友軍と信じている連合こそ、
フリーターを「外堀」とすることによって自分たちを守っている加害者なのです。
この構造に彼らが気づかないかぎり、状況は何も変わらない。本質的な問題は、
このように非正社員を犠牲にして正社員(労働組合員)の既得権を守る「日本的雇用慣行」の偽善を明らかにし、
同一労働・同一賃金の原則を求めて闘うことです。
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正論だな。
湯浅さんがこの構図に気付いていないわけはないはずだが、
一種の宥和政策なのか?