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マツダが本社宇品工場(広島市南区)防府工場(防府市)で働く派遣社員約100人を、
7月から期間従業員として直接雇用することが30日、分かった。派遣社員の雇用形態に
対する広島、山口両労働局の是正指導を受け、直接雇用への移行に踏み切る。
マツダは今後、製造現場の非正規雇用について、派遣社員ではなく期間従業員を主体と
して対応する方針。関連する法律の改正の動きや雇用環境をみながら、来年初めをめどに
期間従業員をあらためて制度化する検討を進める。
マツダは30日、派遣社員約100人に、7月13日~来年1月12日の6カ月契約での直接
雇用を申し入れた。派遣会社とは既に合意しており、直接雇用に合わせて派遣契約は
中途解約する。
マツダは「指導を重く受け止めて真摯しんしに対応を検討した結果、速やかな直接雇用が
適切だと判断した」としている。
マツダは6月上旬、派遣契約と直接雇用を繰り返す派遣社員の雇用形態に労働者派遣法
職業安定法違反があったとして広島、山口両労働局から是正指導を受けた。マツダは近く
提出する改善報告書に今回の決定を盛り込むとみられる。
マツダは減産強化に伴い昨年12月以降、契約満了に合わせて段階的に派遣社員を削減。
製造現場では昨年11月時点の約1800人から、今年4月には約100人に減っていた。