09/01/08 12:20:03 gyPrvdZQO
離職票を早く送る事が出来ないのは理由がある。
①「天引きされてる失業保険や所得税を正確に納付していない」
②「何通りもの経理操作をする煩雑さ」
がその理由。
①については、実際の給与支払額に応じて金額が決まっているのは周知のとおり。
それを、毎月、全従業員分、社会保険庁、税務署に一括納付する。
全員同時に解雇したらバレるが、解雇時期をズラせば、一括納付なので、
天引きした金を日研が納付しないで済む。
具体的に、ある月、日研に、A,B,C,D,Eの派遣が居たとする。
4月に勤務していた人数を過小に役職に提出、A,B,Cを納める。D,Eの天引きした分は納付せず繰り越し。
翌5月に新しく派遣が入り、一人退職し、B,C,D,E,F,Gが在籍してるなか、
役所にB,C,Dを納め、E,F,G分は納付せず繰り越し。年度末に源泉徴収票を提出し年末調整する派遣は全員ではないし、人数は少ない。
税務署は来所した人個人のチェックは窓口で厳密に計算出来るが、
企業のは合計人数と合計金額しかチェックしない。
確定申告で個人が提出した源泉徴収票と企業が納めた分の照合をして、個人が提出した分の合計が企業の分より多いと役所にバレるが、
前述の繰り越し方式だとバレにくいし、仮にバレても調整納付で済む。
②については、派遣先のメーカー等から、実際は、手当や慰労金が支払われているケースがあるにも関わらず、派遣に正確に払わない為の操作。
特に、大手製造業に多いが、精勤手当や満期慰労金や解雇予告手当等を派遣に払っていない。
また、払うとしても、少なく払う。
その為、実際に、派遣先が払った手当の額を派遣に知られたらマズいから、
何通りもの、帳簿が必要になる。
派遣が手にする明細書に記載は無いが、派遣先は慰労金や精勤手当を日研にまとめて支給。
このため、離職票は、本社で一括操作する必要があり、
他の企業なら即日もらえるにも関わらず、日研では一カ月余りかかる。