09/01/10 16:37:39 tErQbBoQ0
人生においてタイミングは重要なのです。
現在、フリーターや派遣とかやって貧困に喘いでると喚く30代とかの人って、現在の正社員の
方々が就職活動してるとき何をしていたでしょうか?
「会社なんか入って時間に縛られるのは嫌だし、月給二十万なんて足りねーよなww」
と、初めからから企業に就職する気はありませんでした。
フリーター諸君たちは若さゆえ、昼も夜もバリバリとガテンなバイトで稼ぎ、月給30万、40万をゲット。
就職組みは初任給18万とか、それからスタートでした。
フリーターの彼は思いました。やっぱり就職なんてするもんじゃねーよなw、と。
時は経ち30代、就職組みはそれなりの仕事を任され、給料も上がって行きます。
フリーター組みは10代、20代の頃より体が疲れるようになってきました。
肩書きも貯金も、社会保障も何もありません。
そろそろ正社員にでもなろうか、と重い腰を上げるのですが、驚いた事にどこの会社も落とされて
しまいます。そもそも募集要項に合致しないんです。
うーん、おかしいな・・。
という事で腑に落ちないまま、生活のためにバイトを続け食いつなぐ日々。
体の疲れはピークに達し、肉体的にも精神的にも限界にっ!!
そんなある日、派遣労働者やフリーター達を応援する会を見つけ、これだっ!と駆け込むのでした。
そこは彼をやさしく向かい入れ、非常に良心的な会費で会員としてくれたのでした。
ユニオンの勉強会で、彼は様々な知識を貪欲に吸収し、今では
「貧困労働を無くそーっ!!」
とデモに参加するようになり、同じ貧困に喘ぐ仲間達に対し、
「国が悪い」 「制度が悪だ」 「自助努力だけでは問題が拡大している」
「勝ち組に都合のいいだけで、やはり~」 話題は尽きません。
しかし日々は過ぎて行くものです。
彼の足跡というべき履歴書には年齢と共にアルバイト年数が増えた、これだけです。
就職した彼には、年齢と共に経験、人脈、成果、給料、その他増えて行きました。
様々な異論もあり事情も個々ある事でしょうが、これが現実なのです。
良い悪いではなく単に結果なのです。
就職活動すべき時にしなかった、これだけなのです。
昔から言います。悪因悪果、因果応報。
最後に、こんな物語もあります。 アリとキリギリス