08/12/05 18:13:04 AAYJbNAn0
これをやらねば、派遣は一生奴隷のまま↓
正社員のクビを切りやすくする改革は受け入れられるか
現在、日本社会に影を落とし、閉塞感を高め、人々の多くが変化に
前向きになれないのは、さまざまな格差問題が発生し、そこかしこ
に不平等感が募っているからだろう。その格差問題のなかで最も
深刻なのは、正社員と非正社員の処遇格差であろう。同じ仕事を
しているにも関わらず、片方にしか昇給昇進の道は開かれていない。
彼らは好きこのんで非正社員を選んだのではない。とりわけ、1990
年代半ばから10年ほどの間に社会に出た若者とって就職氷河期が
続いた。それは明らかに政府のマクロ経済政策の失敗で、彼らの
責任ではない。といって、再挑戦の場などないに等しく、社員に
なるのはひどく難しい。こうした状況を放置すれば、ワーキングプア
たちの生活の荒廃から社会の劣化が進むだろう。
そして、この象徴的格差問題の解決方法が示されないからこそ、
人々は小泉政権以降の構造改革続行を支持しないのだと思う。
逆に言えば、解決の道筋が示されれば、他の改革も支持が集まり、
動き出す。だからこそ、最優先で取り組まなければならない問題
なのである。