08/12/25 01:02:21 0Smegwh40
>>648
国家一種(いわゆるキャリア官僚。略して官僚)を除いた地方上級公務員・
国家二種の事務員の給与を国民平均にしろということ。
国家一種は別格。給与を下げるわけには行かない。
灯台・鏡台卒を中心としたエリート層であり、実質的に政治家に変わって
日本を動かしている層。労働時間も9時26時(夜中二時)がぜんぜん珍
しくない(霞ヶ関には深夜1時後にタクシーの大行列ができている)上、
給料面では民間に就職した大学の同期達よりも著しく低く、休日は常に上
司に居所を知らせねばならない環境で仕事に埋没されている(サービ
ス残業は当たり前)。
そのエリート層のうち過酷な労働環境に精神的・肉体的についていけずつい
ていけず、2年以内で辞める者が一割。更にもう1年でその半数が職場を去
る。法改正の度に通称タコ部屋と呼ばれる部屋に篭りきりになり帰れない日
々が続く。
そのような官僚の給与を国民平均とする訳にはいかないだろうし、そもそも、
この層は数が少なく給与を落としても税金節約には寄与しない上、人材の質
保障の意味でも給与を落とすことは得策ではない。
(尤も、過酷な労働環境に耐え切って50代を迎えることができれば、天下り
制度によって十二分に報われるのではあるが)
一方、地方上級・国家二種の役人は文字通り、一般的イメージ通りの「公務員」
である。即ち、9時に出勤して5時に定時で帰る。
これらの層は、主任以上の役職につくには試験があるのだが、この試験を
受ける者が少なく(即ち、楽に仕事をしたいので責任を負いたくない)、
課長相当職の人数が少ない問題が表面化している体たらくである。このこと
からも仕事に対する熱意も総じて低く、問題を起こさずに過ごすことを第一
と考えていることが伺える。
公務員のうちこれらの層以下事務員は数も多く、過剰保護を積極的に抑制す
べき存在と言える。