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麻生首相は19日午後、東京・新宿区西早稲田のスーパーマーケット「三徳西早稲田
店」を訪れ、庶民の台所の現状を約20分間、視察した。「周囲から、物価高や品切れ
の話、値段が同じだが品物の量が減っているという話を聞いて関心があった」という麻
生氏。品薄のバターや鮮魚、冷凍食品、パスタ類などの売り場を回り「値段が3割くら
い上がったの?」と、担当者に価格の実態を質問した。
視察後、報道陣に感想を聞かれると「値段は同じで量を2~3割少なくしているもの
もあれば、魚はほとんど変わらないと思ったら、仕入れは減っている。物によって違う」
と回答。「多くの庶民には、物の値段が上がったという感想が多い」と聞かれると「
間違いなく給料が下がっているから、物価は上がっていると思うはずだし、現実に上が
っている」と同調した。帰り際には、試食で気に入った好物のカステラ(400円)と、
1個120円のマドレーヌ5個を自腹で購入。「庶民派」を強調した。
しかし、値段にシビアな主婦からは「お坊ちゃん育ちの麻生さんに、庶民の暮らしは
分からない」と、厳しい指摘も。首相就任後、執務を終えると高級フレンチや会員制レ
ストランで食事し、ホテルのバーをはしごするのが“日課”の麻生氏だが、この日も帝
国ホテルで夕食後、ホテル内のバーに移動。物価上昇を実感しても、麻生流グルメライ
フは崩れなかった。