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ＴＰＳ裁判の勝利が確定
偽装請負・多重派遣の改善を労働局に申告した労働者を解雇したテーピーエスサービスは、
今年７月名古屋地裁で「反社会的行為」であったと断罪されたにもかかわらず、名古屋高裁
に控訴した。
しかし名古屋高裁でも会社は何ら新しい反論や証拠を提示できないまま、１２月３日に高裁
判決が言い渡されることになっていたところ、今週になって控訴自体を取り下げたことにより、
地裁判決が確定した。
一連の会社の対応はお粗末きわまりなく、また誠意のかけらもみられない。控訴を取り下げた
なら、会社社長はすぐさま労働者に対し、謝罪に来るべきであろう。
こうした会社が今なおのうのうと経営を続けていていいものか、と思わざるをえない
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