08/10/14 07:53:59 dEXK3+PbO
非正社員がどんなに努力しても報われない理由
①派遣・期間工・契約社員は、どんなに働いても“職歴”にならない。
(中途採用は、職歴がある事が大前提)
②派遣・期間工・契約社員は、どんなに貢献しても採用の対象外。
(欧米では、実力さえあれば正社員になれる。ドイツなら、一年働けば正社員化される)
③派遣・期間工・契約社員は、一、二年で契約を強制解除される。
(非正社員待遇のまま、三年以上契約を結ぶ事は「労働者派遣法の第40条の5」で禁じられている為)
④派遣・期間工・契約社員は、本人に落ち度がなくとも、人員調整の度に一方的にクビを切られる。
(正社員は解雇されない)
⑤派遣・期間工・契約社員は、クビになっても退職金(再就職の為の軍資金)が出ない。
(時間を掛けて雇用口を探す経済的な余裕が無い為、また、派遣に戻る事を余儀なくされる)
⑥非正社員の一部を正社員化する方針を取っている企業でも、若い者(基本は25歳以下)しか採用しない。
(オッサンは、どんなに実力があっても採用対象外)
⑦バブル時代は、高賃金だった非正社員が、今では非正社員の増加で低賃金化。
(その日の生活費を稼ぐだけで手一杯)
格差社会は小泉の失策が原因だと言われているが、上記の問題は、小泉政権が誕生する以前から存在していた。
採用基準を“年齢”や“職歴(正社員雇用歴)”にのみ固執し、個人の努力や能力を無視する日本の悪習にこそ、本当の原因がある。