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イギリス 中学生の4人に1人は、麻薬を試した経験あり 7/28
中学校レベルにあたる「Secondary School」の生徒の4人に1人が少なくとも１度は違法薬物を摂取したことがあり、
15歳になるまでには40％が麻薬を経験していることが分かり、関係者に衝撃を与えている。
国民医療サービス「NHS」の情報センターが2007年秋に、イングランド内の学校273校の生徒7,831人を対象に飲酒と違法薬物利用について行った調査によると、
調査対象の子供の50％以上に飲酒の経験があり、17％は「1週間以内に飲んだばかり」と回答。そのうちの３％は11歳児だった。
また、麻薬摂取についても、調査対象の11歳児の６％は1年以内に経験があり、そのうち３％は過去1ヵ月の間に麻薬を摂取したことを認めた。
全体では10人に1人が1ヵ月以内に麻薬を利用したと答えたという。
イングランドには11歳から15歳の間の子供がおよそ310万人いる。NHSの統計結果を基準に換算すれば、調査前１週間に飲酒した子供の数は約64万人、
麻薬を経験した子供の数は約30万人にのぼる。
それでも、麻薬摂取経験のある子供の数自体2007年までの6年間に徐々に減少。前週に麻薬を利用したと答えた子供の数は前年比では２％減だった。
また、常習的に喫煙している子供の数も、過去25年で最も少なかった。
また、政府は過去5年間に麻薬・薬物に関するアドバイスを行う機関「Frank」に3,000万ポンド（約60億円）を投資して、薬物問題に対処してきたと弁明。
しかし、15歳になるまでに88％もの子供が、飲酒か麻薬摂取、または喫煙を経験するという状況に強い懸念の声があがっている。
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