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覚せい剤公判:接見弁護士ら「隠し場所教えろ」追及 県警は2人の背後に大規模な麻薬組織があるとみて捜査:静岡
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
2007年7月4日 3時00分
静岡県袋井市のイラン人2人が今年1月、覚せい剤取締法違反などの現行犯で逮捕された際、名古屋市の弁護士と通訳の接見で
「ブツ(薬物)を隠しているなら場所を教えろ」と聞かれた疑いのあることが分かった。静岡地裁浜松支部(北村和裁判長)で3日あった公判で、
国選弁護人が「2人から聞いた」と明らかにした。県警は2人の背後に大規模な麻薬組織があるとみて捜査している。
公判があったのは自称モルテザ・アザディ(25)被告。国選弁護人や県警によると、名古屋の弁護士は逮捕翌日の1月27日、
イラン人の通訳とともに、拘置場所の浜松中央署を訪れて立会人なしにモルテザ被告ら2人と別々に接見した。
公判で被告は「組織の伝言を聞いた」と話した。2月6日にも同じ弁護士と通訳が接見し「組織を明かさなければ
イランの家族に車1台と100万円をやる。ボスの名も出すな」などと言われたという。
起訴状などによると、2人は覚せい剤32グラム、コカイン32グラムなど末端価格で500万~600万円の規制薬物を所持し、
覚せい剤取締法違反などに問われている。
県警の調べでは、同県西部で約8年前から麻薬などで約14億円を得た密売組織の情報がある。
客はブラジル人ら約300人で、携帯電話で注文を受け国道沿いで取引していたらしい。2人は同組織の構成員とみられる。
接見弁護士は毎日新聞の取材に「モルテザ被告の兄に弁護を頼まれて接見した。自分は聞いていない。
信頼して雇った通訳なので(聞いたなら)驚いている」としている。