08/09/13 08:55:58 8EGhT98B0
最後に高部氏は、「MGS4」で苦労した点を紹介した。おそらく聴講者に共通の想いは「苦労した点もなにも、ことごとく苦労しまくりじゃないか」ということだが、高部氏は「これは『MGS4』固有ではありますが」と断りを入れてから、
「“違うシステム”の上に、無理矢理移植した関係で、かなり制限がありました。たとえば座標系の表現できる範囲とか、あとはサポートしていない機能とか。実際にコンバートしてから、
これはまずいかなと気づいて、制限に引っかかった場合は、データの修正を依頼して、これを回避しました。そこがちょっと今回、まずかったかなという点です」とひとつひとつ言葉を慎重に選びながらのコメントに終始した。
本当はもっと言いたいことがあったはずだが、すべてを飲み込んだ高部氏の姿勢は技術者として賞賛されるべきだろう。「MGS4」の開発に携わったすべての開発者に「おつかれさまでした」と伝えたい気持ちでいっぱいである。