10/06/22 00:28:41
自己採点で73%とれてたから絶対受かったと思った。
母ちゃんにも「余裕で受かってるよ!あとは約半分受かる論文だけだからラクショー!」って伝えた。
母ちゃんも「よかったねぇ。特に直前は頑張ってたもんねえ」って嬉しそうだった。
金曜日、悪夢が舞い降りた。あるはずだった俺の受験番号は、画面のどこにも表示されてなかった。
財務の疑義問で8点落としたのはわかる、それでもまだ71.4%あるはずだった。
…マークミスしてない自信もあったのに…でも今となってはもうわからない。
試験の日のことを何も思いだせない。ちゃんと名前を書いたのかも覚えてない。
ごめん、母ちゃん。
今や論文も半分なんて受からないし、受かっても就職できるかもわからないんだ。
そんな試験の、短答にもまだ受かってないんだ、俺。
「今回は神様が『まだ受かるべき時じゃない。もっと頑張れ』って言ってくれてるんよ。
勉強を続ける気持ちがあるんなら、もう一年頑張ってみんしゃい」って…母ちゃん…。
金曜日の晩御飯、俺の大好きなハンバーグと一緒に、涙がいっぱい口に入った。