09/09/03 01:58:00 O
睡眠相後退症候群
睡眠相後退症候群 というのは、
「 睡眠の時間帯が、好ましい時刻よりも遅い時間帯で、持続して固定されている状態 」
のことです。
この病気の人は、寝つくのは遅い時刻ですが、毎日ほぼ一定で、いったん寝つくとグッスリ眠ることができます。
睡眠時間は、長めのことが多いようです。この状態が数ヶ月~数年も続くので、
普通の社会生活を送るには、かなりの不都合が生じてしまいます。
残念なことに、遅れた睡眠の時間帯を本人の努力で早めることは、ほとんど不可能です。
入学試験や恋人とのデートがあるときでも、本人の強い意志にもかかわらず、朝、起きることができません。
そのため、朝から予定がある場合には、徹夜して備えることがよくあります。
無理をして早い時刻に起きると、頭痛や頭が重い、食欲がない、疲れやすい、集中できない、眠いなどの症状が現れます。
しかし、これらは午前中だけのことが多く、普通は昼過ぎにはなくなり、夕方近くなると逆に調子が出てきます。
朝の体調不良が続くと、自信がなくなる、気持ちが落ち込む、ヤル気がなくなるなどの抑鬱状態になることもあります。