08/12/21 12:41:55 r1lr6eCA
(続き)
>パラグラフ、理科の実験
「>きっかけ→予想→調査→実験→結果→考察」ならば、
その「きっかけ」で一つのパラグラフを構成するわけですよね。
one paragraph - one idea なんですから。従って、一文で一つのパラグラフも
あるわけです。複数のパラグラフをどう配置して、passage(文章)を構成するか、
そういうレベルとは次元が異なるんではないですか。
>>130
>先に理科のレポートの例がありましたが、あれは文章の書き方とは関係ないですね。
>例えば、「考察」ならその考察でパラグラフを構成するのはどうしたらいいか、そういう
>こを丁寧にやらないとならんわけです。
パラグラフの外の問題と内の問題を峻別しようということが、まず一つ。
それと、外の問題としても理科の実験レポートのような例が一般化する上でプラスに作用する
典型事例となるかどうか、この二点なのですね。
理科のレポートは文章の構成という問題ではなく、仮説実験というような自然科学の
方法論的順序通りに配置すればいいというだけのことですよね。それは、文章の書き方ではなく、
理科の実験レポートの書き方です。
自然科学者の文章を読んでも、そんな単純に書いてあるものは少ない。
それは学術論文の書き方にだけ通じるという非常に狭いものではないですか。
もっとも、論文ならまずabstractを置かなくてはなりませんよね。
自然科学者の評論やエセーが、いつも実験レポートのようにスッキリ書いて
あるのでしょうか。大事なのはそこだと思います。
ノーベル賞を取っても、そのスピーチの構成は理科のレポートとは全く異なって
いたように思いますが。