08/12/17 15:46:26 Xki4mCoT
ママン殿
問題の所在がいくつかのレベルに分散しています。
1)第二言語教育における英語と諸外国語
英語だけが優先される圧倒的現実を正当化「しない」論拠は残念ながら見出せません。
それが英語帝国主義(言語帝国主義)にならないように、中学の教科書でさえ配慮が
されていますが、一般の認識としてはかなり不十分でしょうね。
今、ネイティブが職場にいますが、彼はアジア系です。見ただけでは日本人で十分
通用する感じです。日本における”自然さ”がいかにイビツで恣意的なものか、考える
契機は工夫次第でいくらでも作りだせます。また、それ自体が母語以外の言語を学ぶ意義に
直結するものでもあります。
他の諸言語は基本的に公教育を前提にしていません。従って、パラレルに考えるのは
難しいと思います。必要はマスターの母です。日本へ不法に入国してきた外国人は生きる
ために日本語を上手に身に付けます。白人の帝国主義者の中には、何年日本にいても日本語を
学ぼうとしない阿呆もいます。最近はそういう間抜けは減ってきたようには思いますが。
ほんの一部の人間が学ぶという前提なのか、全員に強制させる前提なのか。