08/11/07 19:48:12 xSMyaxoB
>>142
授業に全力を尽くすのは当然だろう。
どれほどの人材でも、
ある程度の水準になるまでに数年はかかるものだ。
もちろん、それぞれの校務分掌の仕事も全力で取り組む必要がある。
若いだけに馬力が期待されるし、実質的に
若手には、その程度のことしかできないからね。
失敗は、してもいいが、手抜きはダメ。
さてその上で、教師になった以上
生徒の成長をそばで見ていることは実に嬉しいことだと思う。
もし、そうでないなら、そもそもこの仕事に就く資格などないからね。
で、部活指導というのは、もっともダイナミックに
生徒の成長につきあえるという部分がある。
一生懸命に取り組んだ生徒が一つの壁を越えるごとに
きっと、そばにいる君にも手応えがあるだろう。
その時「指導できるのかどうか」は、問題ではない。
どれだけ一生懸命取り組めるのか、と言うことが問題なのだ。
それから、校務分掌でも、授業でも、いいのだが
将来、君が生徒のために秀でたものを見せられるなら
それに専心するのも一つの考え方だろう。
故大村はま先生は、部活も校務分掌も行事も、何もしなかった。
しかし、天才故に、それ以上に寄与するものがあった。
比ぶるに、君が、一定の水準に達するまで、相当な期間が必要だし
そもそも、その能力があるのかすら未知数だ。
それであるなら、若手で馬力のあるうちに
好き嫌いを言うよりも、生徒一緒に汗を流し、寒さに震えてみるのは
教師としての君にとって、大変良いチャンスだろう。
部活も授業も校務分掌も、生徒一人ひとりを伸ばすために努力を惜しまぬよう。