08/08/01 00:46:26 ZhklJDWc
教員採用汚職事件で揺れる大分県教委で
校長や教頭の管理職任用試験の際、
県教委に勤務する受験者のみ論文や筆記試験を
免除されていたことが31日分かった。
学校勤務の受験者には、この事実を知らせていなかったほか、
試験方法に違いがあり、公平性や透明性の観点から
問題視する声が出ている。県教委は近く、
任用試験の在り方を見直す方針。
県教委職員の任用試験一部免除は、
高校など県立学校を所管する高校教育課では昨年のみ、
小中学校を担当する義務教育課では少なくとも数年間行われていた。
県教委によると、県教委に勤務する職員で任用試験を受験するのは
全員指導主事以上。指導主事になる際に試験を受けている。
「事実上の人事異動」と釈明している。
昨年11月に実施された県立学校の教頭の任用試験では
試験の直前に教育長、教育審議監らが協議して、
論文と筆記試験の免除を決めたという。
小野二生(つぎお)教育審議監は
「誤解を生んだとすれば残念。始動中の教育行政改革プロジェクトチームの
中で具体的な見直し策を検討する」と話している。
=2008/07/31付 西日本新聞夕刊=