08/08/12 22:16:45 QHCNb8NK
大分市教育委員会は12日、臨時会を開き、大分県の2008年度教員採用試験で、
県教委幹部に受験者の合否を事前連絡するよう依頼した大分市教委の足立一馬教育長(61)
を減給3か月(10分の1)、豊田正孝学校教育部長(59)を同2か月(同)の懲戒処分とした。
豊田正孝部長は、市教委に虚偽報告をしたとして次長級の教育総務部参事に降格した。
足立教育長は、高校教諭時代の教え子ら十数人の名前を書いたメモを県教委の
教育審議監2人に渡し、合格発表前後に連絡を受けた。06、07年度試験でも、
それぞれ十数人分の事前連絡を頼んだ。
豊田正孝部長は、大分合同新聞社(本社・大分市)事業局の元事業部長の働きかけを受け、
小学校教員採用試験を受けた元事業部長の長女の合否を事前連絡するよう県教委幹部に依頼。
合格発表前日、元事業部長に伝えた。長女は合格し、元事業部長から歳暮を受け取っていた。
豊田正孝部長は、市教委が7月25日に行った事情聴取に「自分の一存で行った」と説明したが、
今月7日、「本当のことを言う勇気がなかった」と訂正した。
また、06年度高校教員採用試験に合格した豊田正孝部長の長男の合否について
当時の県教委義務教育課長に事前連絡を頼んだことも明らかにした。