09/11/12 16:58:33 e/0P9eyK
★中学で教諭刺され重傷 １８歳卒業生「厳しい指導で恨み」
２９日午後１時半ごろ、愛知県知立市広見２丁目の市立知立中学校の教室に若い男が侵入し、
同校教諭の神谷佳久さん（３４）＝同県安城市御幸本町＝の胸や背中をナイフで刺した。
病院に運ばれたが傷は肺に達しており重傷。命に別条はないという。駆け付けた安城署員が
渡り廊下付近で男を発見、刺したことを認めたため殺人未遂の現行犯で逮捕した。
同署によると、男は同校の卒業生で知立市のフリーターの少年（１８）。神谷さんは２年生時の担任で、
少年は調べに「仕事がうまくいかなかった。（神谷さんに）厳しく指導され対人恐怖症のようになった
せいだと思い、恨みがあった」と供述。
少年は高校中退後引きこもりがちだったが、最近仕事を始めていたといい、同署が詳しい動機を調べている。
調べでは、神谷さんは吹奏楽部顧問で、校舎２階の被服室で生徒と練習中だった。
教室にいた女子生徒（１４）によると、練習には約５０人が参加。神谷さんは教室入り口近くで扉に
背を向け座っていたところ、少年は無言で入ってきて突然切り付け、逃げる神谷さんを追い掛けたという。
生徒たちは逃げてけがはなかった。
騒ぎを聞き付けた職員数人が渡り廊下付近で、校舎から出て来た少年を取り囲むと、少年は刃渡り
約１３センチのナイフを捨てて座り込んだという。
少年の小中学校の同級生（１９）によると、少年は中学２年の時、神谷さんに教室で宿題のことでしかられ、
殴りかかったことがあったという。知立中学校の沓名基嗣校長（５８）は記者会見で「少年は在校時に
問題行動はなく、神谷さんとの間のトラブルも把握していない」と話した。