09/07/12 17:53:43 /DvThKvV
少し話がさかのぼるけど、肢体だから叱らないってことはないと思う。
うちは肢体だけどけっこう叱ることが多い。
叱らないってのは重度重複障害の児童生徒に対してのこと。
高等部くらいになると中学校までは地域の学校に行っていたそこそこの知的程度の生徒も入学してくる(地域によって状況はかなり変わるらしいけど)。
そのあたりの生徒への指導は知的障害の生徒と変わらないよ。
というか、叱ることも含めて社会性についてしっかり指導しておかないと、卒業後にまともな社会生活が営めなくなる。
そんな生徒は中学校まではうっとおしいから敬遠されていたり、教員の指導もあるので周囲も仕方なく付き合っていたり、社会性に問題のある場合が結構ある。
周りが譲るのが当たり前と思っていたり、自分から言わなくても周りが何でもやってくれたり。
そんなんでは勉強が出来たとしても社会に出ても役に立たないから、指導すべきところはしっかり指導するよ。叱ることも含めて。
肢体障害や知的不自由より難しいのは発達障害だよ。
叱り方一つも工夫がいるから。
ちょっときつく言っただけで人格を全否定されたようにとったり、全く違う意図で捉えたり。
障害に起因するものだけにどうしようもない部分もある。養護学校に来るような場合は二次障害がきつかったりするのでさらに大変。