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韓国英語教育学会が昨年調査したところによると、韓国人は中学校から大学までの10年間で1日平均
4時間以上英語を勉強するという。しかし韓国人の英語力が劣っているのは、英語が日常生活でほとんど
使われていないためだ。慶煕大学英語学部のハン・ハクソン教授は「幼いころからいごろから日常生活で
英語に自然に親しむべきなのに、韓国では英語を教科の1科目として学ぶのが問題」と指摘する。
「こうした理由から、デンマークやフィンランドでは1週間に英語の授業が2~3時間しかないのにもかかわらず、
国民の英語力は優れている」とサムスン経済研究所の報告書も指摘している。10歳から英語教育を始める
デンマークの場合、他の強化でも英語の教材を活用するため、生徒はいたるところで英語に接することができる。
実際、英語を外国語として学びながらも英語力が優れている国では、幼いころから英語が身につく環境が
整っている。全国民の71%が英語を話すシンガポールは、1956年から英語を公用語に指定、87年からは
すべての学校で英語の使用を義務化した。
専門家も「英語で授業を行うことのできる教師を確保するのが重要」と話す。韓国教育部が今年から毎年
教師1000人に対し集中的に研修を行う計画を立てたのも、こうした目的のためだ。08年からは英語教師採用
試験・英語エッセイ・英語インタビュー評価が新たに加わる。
しかし教育部の計画には難点も多い。10年以上米国で暮らした韓国系の人々をネイティブ・スピーカー教師
として活用してはいるが、PR不足などで採用実績は微々たる状況だ。一般の人々が最も簡単に接することの
できる地上波テレビ局に英語専門チャンネルがないことも問題だ。