06/10/07 06:52:19 QAsDKRd9
●公立高校の共学化について
6月末に仙台で、男子校、女子校の生徒が共学化ストップを求めてデモ行進を行いました。
各メディアでは、旧態依然とした男女別学は好ましくないという主張が大半を占めています。
しかし、すべての公立高校が別学というわけではなく、
通学圏内の高校の中に共学も別学もあり、その中から選択できるわけです。
そもそも高校は義務教育ではなく、進学する意志も学校選びも自由なのです。
昔からの慣習でだらだらと別学を続ける意味はないですが、
ムリに共学化をする意味もありません。共学の学校もあるんだから。
現に、少なからず別学を希望する受験生は存在します。
共学のメリットもわかった上で言いますが、
男子校だからこそ、女子校だからこそできる教育がたくさんあります。
私自身が男子校出身なので強く感じています。
『男の先生が、男として、男の生徒に伝えるべきこと』がたくさんあります。
女子校も同じです。
共学化一辺倒で主張する人は、ちょっと思考がカタすぎやしませんか?
共学はすでにたくさんあるんだから、選択肢として別学があってもいいじゃない。
長い人生の中で、
男ばかり、女ばかりの生活が3年や6年ぐらいあってもいいじゃありませんか。
むしろ、あるべきだと思います。
それでも「どうしても共学がいい」と色気づく受験生は共学を選択すればいい。
男女別学は立ち遅れた考え方ではありません。
むしろ、日本が生み出した、日本独特の見事なシステムです。
男子校、女子校は受験生の選択肢としてちゃんと残さなければいけません。