06/08/09 20:52:37 NXnQREdr
なんだか間違いが多いな。
まず、内申書というのは高校入試で使う書類の呼び名。
大学入試では調査書という。
内申書は、選考関係書類として受け取った高校側では保存期限は1年。
中学側は、自治体による部分もあるが基本的には、その年度ごとに廃棄。
調査書の場合、一度作ると、一浪までは、その調査書を使えるので
高校側も、事実上、卒業の翌年度まで保管。以後、速やかに廃棄。
2浪以降になると「調査書」は発行されず、「成績証明書」あるいは「単位取得証明書」
などの、純粋な数字のみの証明書となる。
なお、これとは別に、大学の推薦入試などでは「推薦書」というものもあるが
これは、大学ごとに指定した私的書類だから、基本的には学校に保存されない。
大学での扱いは不明。
指導要録が、20年間保存されるのは本当だが、普通は見るのに裁判が必要。
もちろん、開明的な校長が職権で公開することは可能だが、そんなことをすれば
役人として失点にされてしまうので普通の校長は避けるだろう。
また、いわゆる「所見」と呼ばれる部分は、判例では非開示が主流。
なお、10年ほど前になるが指導要録はA票とB票にわかれ、保存期限は5年と20年。
「指導の記録」いわゆる「所見欄」は5年で廃棄される。
つまり、5年目以降は、どうやっても数字以外は見られないことになる。