10/05/08 00:56:15
地政学を正しいと考える人は人間関係も地政学的に
とらえるべきだと考えるのだろうか?
もし、そうではないとするならば、個人からどのレベルに
なったとき地政学的に考えるのが正しいと思っているのか。
個人関係は地政学的に考えるべきではないが、
家族関係は地政学的に考えるべきなのか、
はたまた家族までは考えなくてよいが、
町単位になったら地政学的に考えるべきなのか、
あるいは国家レベルでだけ考えるべきなのか、
だとしたら、その理由は何なのか。
もし、法の不整備に原因があるのだとすると
国際法を整備し強化すれば地政学はなりたたなくなるのか。
もし、その国際法の整備・強化が地政学的に無理だとするならば、
なぜ、個人単位では国法という法の整備・強化が可能だったのか。
何か、地政学はひっかかるんだよなあ。
地政学は損得勘定で関係性を評価している。
もし、隣り合う国でWin-Winの関係を築いたら、その時点で地政学の大前提が崩れてしまう。
隣り合う国同士でWin-Winの関係を築いた瞬間に地政学は成立しなくなる。
地政学の隣り合う国同士は敵対するという前提は経験則であって、
論理的に証明された定理ではないよね?
地政学はなぜ、その経験則の原因を探って隣国どうしてもWin-Winの関係を築けるようにする
方法を提示するという方向性に進まなかったのだろう?
ここに何かありそうな気がする。