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亀井氏が多様な国債による財源確保の検討を表明
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2010年03月05日 15:39 JST
【PJニュース 2010年3月5日】亀井静香郵政改革・金融相は5日の閣議後、雑誌やフリー記者を集めた会見で
2011年度予算の財源として、日銀による国債引き受けや無利子国債の発行など、多様な国債の活用を検討したい考えを示した。
2010年度の国の税収は37兆円あまりにとどまるが、亀井氏は翌年度の税収が極端に伸びる見通しもないとの見解を示した。
その上で、民主党が公約した特別会計など「埋蔵金」を活用しても「何十兆というわけにはいかない」と述べ、
国債の積極的な活用を検討したい意向をあらためて表明した。
日銀に国債を引き受けてもらうことに期待を示し、「市中消化分だから、長期金利には関係ない。それで日銀がつぶれるわけがない」と
一部市場関係者の間で出ている懸念を否定した。併せて、無利子非課税国債など、多様な商品の活用を視野に入れていることを明かした。
さらに、外貨準備のために市中に出回っている政府短期証券を日銀に買い取らせる案も否定しなかった。
これは国民新党政策審議委員の菊池英博氏が提案しているもので、新規の国債発行をすれば、
主に米国債に化けていた102兆円を国民の豊富な財源にできるというもの。
同席した大塚耕平副大臣も「いろいろな考え方を柔軟に検討しなければいけない局面だ」と同調した。
亀井氏は1日の衆議院財務金融委員会で、「日銀が直接国債を引き受けて財源をつくることをやったらしい」と発言していた。