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宮台: 産業構造の変革が遅れ、売れるモノを作っていないのが問題で、余剰の生産設備を埋める需要を喚起しようとする財政出動は馬鹿げている─
これは、池尾先生の著書を読めば納得できますし、考えてみれば子供にも分かる理屈で、広く浸透しないのが不思議です。
小宮隆太郎先生の言う「原始的なケインズ主義」、つまり「不況期には政府支出や金融緩和で需要を喚起すべし」という発想は、
20~30年前にアメリカでもヨーロッパでもなくなりましたが、なぜ日本には根強く残っているのでしょうか?
マル激!メールマガジン 2010年2月10日号より(発行者:ビデオニュース・ドットコム URLリンク(www.videonews.com) )